ポケモンXY感想−16話目

第16話「デデンネピチューピチューデデンネで・・・!?」


 シトロン「ユリーカ、デデンネにあんまりおやつをあげ過ぎてはダメなんですよ」
 ハリマロンの件があるから説得力がある。
 ところで、フォッコが咥えている木の枝はおやつなのだろうか。

 フルCGの森を進んで行くと、いつの間にかデデンネがいなくなっていた。どうやら途中で見つけた木の実が欲しかったらしく、勝手にユリーカのポシェットから抜け出したらしい。脱走癖×小さい子が管理と言う構図が、早くも危なくなってくる。

 途中のポケモンセンターで休憩したサトシたち。ソファにデデンネ入りポシェットを置いたまま、電話をしていた女性、レナに向かって、8話ぶりのシルブプレ。
 本当、タケシポジションがサマになっている。毎回やらないだけマシか……。にしても、「こう見えてもジムリーダー」と言ってるのに、レナも無反応過ぎる気が。
 シトロンが余計なお世話と注意している間に、レナと妹のリムはポケセンを出発した。リムの手には、ユリーカののそっくりのポシェットが……。

 で、しばらくしてから、ポシェットが入れ替わったこのに気付く。飛び出したピチューの潤んだ瞳が可愛い。そしてピチューの暴走を止めるためとはいえ、電撃を放つピカチュウ容赦ない……。

 その後、リムを探して街の中に繰り出すが、なかなか見つからない。やっと聞き出した情報を元に公園に向かうも、入れ替わりになると言う始末。
 ここまで見てて思ったのが、街の描写がかなりレベル高い。一般人も多いし、車もそこそこ通る。路駐が多いのもリアル。背景が良いと、キャラが際立って見える。

 一方のリムは、デデンネにドーナッツをあげたり、リボンを付けたり、なんだかんだで楽しんでる様子。「私のポケモンにならない?」にはオイオイと思ったが、変な方向に進まなくて良かった。

 デデンネピカチュウの電気をキャッチする性質を活かし、シトロンが電波増幅装置を作る。勝手に電波飛ばして良いのかは さておき、このマシンが爆発したおかげで、姉のレナの合流することが出来た。
 もうマシンとしての役割を果たしていない。

 リムの方は、ポケモンセンターへの道に迷っていた。そしてまた脱走するデデンネ。向かった先は、果樹園。
 葡萄を頬張るデデンネに、突如スピアーが襲い掛かって来た! 相変わらずの役回り。

 それを間一髪で助けたのは、レナとともに探しに来たサトシたち。ピカチュウデデンネの電撃で、スピアーの群れに撃退に成功した。
 これ多分、スピアーは果樹園を守ってたんじゃ……。これ以上スピアーをいじめないであげて!

 無事に皆と合流し、ピチューデデンネがお互いの元に戻ると、途端に泣き出してしまったリムとユリーカ。
 このあたり、小さい子らしい描写だ。声優さんもうまい。

 ラストは皆での食事シーン。
 ……セレナが作るんかい!
 どうやらセレナも料理できるらしい。裁縫、菓子作り、料理と、なかなか女子力高い。これまでのヒロインはどんな生活してきたんだと言うレベル。
 作ったのはスパゲッティ・マルゲリータ……だと思う。XYは料理担当が2人いることになるのか。

 で、なぜかご飯を食べようとしないデデンネピチュー。どうやらユリーカとリム、お菓子や果物をあげすぎていたらしい。
 初盤のシトロンの忠告が、ここに活かされることになるとは。2人揃っての“てへペロ”も可愛らしかった。

 ● 総括
 セレナも料理できると分かったのが大きい。そこのところが、“見なくても問題ない回”には当て嵌まらないと感じた。あとチコリータぬいぐるみ可愛かった。