ポケモンXY感想−13話目

第13話「ニンフィアVSケロマツ! 幼稚園は大さわぎ!!」


 セレナに恋のライバルか!? と煽っておきながら、割とあっさり誤解が解けてしまった感がある。
 けれど、焦るセレナは可愛かった。

 ゲストキャラのプルミエ。年齢設定は車の運転していたことから18歳以上。初盤では分からなかったが、さすがに8歳年下のサトシに付き合ってはないな。もう少し若ければ、セレナも より焦ったかもしれない。

 プルミエの「付き合ってもらうわよ!」に微塵も反応を示さなかったサトシは、やっぱりサトシだった。

 ニンフィアとバトルしたケロマツは、“メロメロ”と“ドレインキッス”で無様な敗退。それを凄く気にしているらしく、プルミエの勤める幼稚園でも、ニンフィアが差し出したポケモンフーズを無視する始末。案外可愛いところもあるケロマツ
 サトシ「そろそろ機嫌直せよ、ケロマツ
 ここ、ケロマツを肘でツンツンするところが微笑ましい。それにケロマツ、プニプニしてそうで何というかこう……触ってみたいと思った。

 一方、園児のランディは、ポケモンが怖くて触れないと言う。その理由が、ハネッコを触ろうとしたら後ろから近づくスピアーに攻撃されそうになって、それをハネッコが守ろうと攻撃したら、ランディは自分への攻撃と勘違いしてポケモン恐怖症になったと言う。
 相変わらずスピアーが悪役で不遇なことに。

 そんな中、ロケット団はボランティア集団に扮して幼稚園に乗り込んだ。そしてピカチュウニンフィアを捕獲し、乗り付けたトラックで逃走開始。しかしトラックの中には、ケロマツとランディが乗っていた。
 サトシはサトシで、持ち前の躍動力でトラックの手すりにしがみつく。ヤヤコマもそれに続くが、トラックの排ガス(?)を喰らって離脱。ヤヤコマ本当に良い役に当たらないな……。
 トラック内に乗り込んだサトシは、ケロマツ、ランディと協力して、まずはニンフィアの檻をぶち破ることに成功。ポケモンが怖いと怯えてたランディが、“自分の友達を守りたい”という一心で加勢したおかげだ。
 救出されたニンフィアが、リボンでランディの頭を撫でるのが印象的だった。もう、ランディのポケモン恐怖症は心配ない。
 続いてニンフィアは、自分を助けてくれたケロマツにお礼……なのか、笑顔で擦り寄る。それに驚いて飛び跳ねるケロマツ。2匹とも可愛いのなんの!
 ピカチュウ「ピカ〜チュウピカ〜チュウ!」(檻の中から)
  訳=イチャイチャしてないで早く出せや……と聞こえた(笑)

 ピカチュウも救出したところで、トラックはアジトらしき場所に到着。作戦の成功に意気揚々と荷台を開けるが……そこにはサトシが!
 ロケット団の焦り具合が半端ない。

 そして、今回は割とあっさりロケット団を撃退した。バトル中、ランディにリボンを軽く巻き付けて守ろうとしたニンフィアがまた可愛かった。

 最後は、ランディのポケモン恐怖症が治ったことにみんなで喜んで終了。ケロマツとも友達になれたみたいだし、めでたしめでたし、っと。

 今回、もう少しセレナの焦りを見たかったと、我々は思っているはずだ。そもそも、セレナメインと見せかけてランディの成長物語だったと思いきや、意外とケロマツのお話だったりする。
 なににせよ、可愛さ盛りだくさんの“日常回”だったので、満足したことに変わりはない。

 ● 総括
 ニンフィア可愛いに尽きる。これを見てゲームのXYでイーブイ捕まえてニンフィアに進化させて、ポケパレルで癒されている。


 このシーンは癒された