ポケモンXY感想−64話目
第64話 「フォッコVSマフォクシー! 華麗なるパフォーマンスバトル!!」
ポケモンセンターのモニタに、先日のトライポカロンの様子が映し出される。
優勝したサナを大々的に取り上げたことを見て、セレナは自分も負けていられないと、特訓を決意した。
外のフィールドで、演技のイメージをフォッコとヤンチャムに説明するセレナ。
服装変更で際どいシーンが減るのではと危惧されたが、こう……、ヒップラインが見える仕草というのは非常に そそられる(個人的感想)。女性の方ごめんなさい。
セレナは、サトシとユリーカを観客に見立てて実践スタート。
2匹と一緒に踊り、タイミングを図って指示を出し、順調に進んで行く。
キラキラ光る演出は、フォッコは炎、ヤンチャムは”あくのはどう”の応用だろうか。
しかし続く火の輪くぐりは……失敗。これは2匹のタイミングミス。
気を取り直して再度挑戦するも……、今度はヤンチャムの着地ミスで失敗。フォッコとヤンチャムが喧嘩する事態に。
ありゃりゃ……。
ヤンチャムはセレナの方に飛び乗ってフォッコと火花を散らす。
何と言うか、ヤンチャムの、セレナの占有願望のようなものすら感じられる。何だかんだでセレナのことが大好きなヤンチャム。これはなかなか微笑ましいシーンだった。
しかし、だ。
そんなセレナを盾にするなよ……。
勿論、“かえんほうしゃ”を放ったフォッコが悪いのだが……。
それよか、これまで目立った直接攻撃を受けてこなかったセレナが、ここにきて体を張ったのはいったい何故なんだろうか……。
セレナ 「いい加減にしなさぁぁぁい! どうしてちゃんとやってくれないのっ!?」
思わず怒鳴ってしまったセレナ。
“怒る”ではなく、本当に“怒鳴る”が正しい。そして60話に続いて、声優さんの演技が上手い。
セレナにしてみれば、サナに先を行かれてしまって焦りもあったのだろう。
そんな状況で、自分の指示通りに演技できず、喧嘩を始めてしまう2匹を見て、つい怒りが爆発してしまったのだろうか。
サトシ 「セレナ落ち着けよ」
セレナ 「ぁっ……」
サトシ 「2人とも、ちゃんと反省してるよな?」
シュンとする2匹の可愛さは勿論だが、セレナをなだめるサトシのカッコよさが際立っていた。
セレナ 「私……、ちょっと出かけてくる……」
サトシ 「えっ……?」
セレナ 「ちょっと、一人で考えたいの……」
ユリーカ 「セレナ……」
セレナ 「ごめん……」
そうしてセレナは立ち去ってしまった。
思わず顔を見合わせるフォッコとヤンチャム。
ちゃんと、自分たちが悪いと分かっているようで、この素直さが可愛らしい。彼らの脳裏には、60話でセレナと誓ったことが浮かび上がったのだろうか。
一方セレナは、ショーウインドウに映った自分の顔見て、ため息をついていた。
セレナ 「だめだなぁ……私……」
つい感情的に怒鳴ってしまったことを、セレナはとても後悔しているようだ。この時点ではそれほどでもだったが、後に、どれだけ思い詰めていたかが分かる。
エル 「あなたには……こっちの方が似合うと思うな〜」
セレナ 「えぇっ……あっ……あのっ……」
エル 「ぁれ? どれにしようか迷ってるのかなって思ったんだけど?」
突然話しかけてきたのは、赤い髪にお洒落な帽子、伊達眼鏡に、室内プールの上に垂れ下がってる旗のような首飾りを下げた、少し年上の女性だった。
セレナ 「ぁっ……違うんです。考えていたのは、帽子のことじゃなくて……」
エル 「ダメダメ〜そんな顔しちゃ〜。暗いかおしてたら、それが貼りついて、取れなくなっちゃうわよ?」
▲ 背中空いた上着。良いヒップライン。女性の方、本当にごめんなさい。
セレナ 「えぇっ……ぁゎゎ……」
エル 「いつでも笑顔! これが女の子が可愛くなるコツだよっ!」
セレナ 「あっ……はぁ……」
エル 「そうそうその調子〜!」
セレナ 「(あれっ……この人、どこかで……)」
ぐいぐい踏み込んでくるその女性に、セレナは見覚えがあるようだ。
エル 「そうだ! 気分転換にショッピングしない? ちょっと時間が出来たから、気になるお店を回りたいんだけど、一人じゃ詰まらなくて……。ねっ、お願いっ!」
セレナ 「はい……」
エル 「私はエっ……エレーナよ。よろしくねっ」
セレナ 「私、セレナって言います」
エル 「さっ……行きましょ行きましょセレナっ!」
その女性は、自分の名前を名乗る際、何故か少し躊躇っていた。それが意味することは、あまり存在が知られてはいけない人物なのか、はたまた、何か別の考えがあるのだろうか。
セレナがこの女性に見覚えがあることも引っ掛かる。
この女性、いったい誰だと言うのだろうか……?
セレナとエレーナは、何軒かの店をまわり、ショッピングを楽しんだ。
服を当てたり、帽子やバッグを合わせて見たりと、こういった描写は、やはり女性脚本家である面出さんならではだ。
そんななか、エレーナもセレナに見覚えがあり、どうやらヒヨクのトライポカロンを、ポケビジョンで見たらしい。
……ん? ポケビジョンって単なるランキング紹介番組じゃなかったのか?
そこでセレナはエレーナに、自分の気持ちを打ち明けた。
トライポカロンで失敗して、今日も練習で、フォッコとヤンチャムを怒ってしまったことを。ポケモンパフォーマーとして自分はダメだと。
かなり落ち込んでいる様子だが、それをエレーナに話す気になれたのは、エレーナが自分を元気づけようとしてくれていると感じたからなのかもしれない。そうでなければ、初対面の相手に悩みなんぞ打ち明けないだろう。
エル 「誰にだって失敗はあるし、最初から上手く行かないものよ」
セレナ 「でも……、サナはちゃんと出来てて……。私いつか、カロスクイーンのエルさんみたいになろうと思ってて……!」
エル 「……ふふっ。ほら、また暗〜い顔」
エレーナはブレスレッド2つ手に取り、セレナに尋ねる。セレナだったらどちらがいいかと。
片方は赤いベルトのようなデザイン。もう一方は、水色の透き通ったリングのようなデザイン。
セレナが選んだのは、(なんとなく予想は出来たが)水色の方だった。
サトシに貰ったリボンのこともあるし、無意識に、青色の方に惹かれたのだろうか。
エル 「じゃあ、こっちにしよーっと。……あーでも待ってぇ。やっぱりこっちもいいなぁ〜。迷っちゃーう!」
セレナ 「ふふっ……」
エル 「ほらっ、その顔っ!」
セレナ 「えっ……?」
エル 「ポケモンパフォーマーは、いつでも最高の笑顔でいなくちゃ! セレナの笑顔が、みんなをハッピーになるよっ!」
セレナ 「はい……。ふふっ……」
今さらながら、エレーナさんすっごい良い人!
そもそも最初に買い物に誘ったのは、エレーナが“暗い表情の女の子を元気づける”という目的のためだろうが、その時点で、エレーナの人の良さが感じられた。
エレーナの今のセレナへの助言は、まさしく、エレーナの行動そのものだ。
ちょっとお道化てセレナを笑顔にするその仕草は、“笑顔がみんなをハッピーにする”ことへの証明にもなっていた。
ところ変わってポケモンセンターでは、ポケモン達がお昼を食べていた。
しかし、フォッコとヤンチャムはセレナを心配し、ご飯が喉を通らない。
サトシ 「フォッコ、ヤンチャム。セレナが心配なのか?」
フォッコ 「ふぉっこぉ……」
ヤンチャム 「ちゃんむぅ……」
▲ 素直じゃないヤンチャム可愛いぞ。
サトシ 「大丈夫! すぐに帰って来るさっ」
ユリーカ 「そうだよ。それにセレナが帰って来た時、ちゃんとご飯食べてないと、セレナが心配するよ」
サトシもユリーカもホント良い子や!
2人が本当に2匹のことを想っていることが伝わてくる。
ユリーカ 「あーあ。お兄ちゃんは大丈夫かなぁ」
サトシ 「ユリーカはシトロンの心配か」
ユリーカ 「お兄ちゃんドジだし、一人でちゃんと出来てるか心配なのよね」
サトシ 「大丈夫。シトロンも今頃、きっと頑張ってるさ!」
話は戻り、セレナとエレーナは、カフェでケーキに舌鼓。
なんだかこの2人が姉妹に見えて来てならない。
セレナ 「ん〜ほっぺが落ちそう! ねぇフォッコ? ぁっ……」
セレナ、ついつい傍にフォッコが居るものだと思ってしまったようだ。
彼女が初めて貰ったポケモン……特に初期には、おおよそ外に出していたほど、セレナはフォッコを大切にしていた。
第56話でも、少しフォッコと離れ離れになっただけで、頬を染め合う2人の再会には、微笑ましいものを感じた記憶がある。
エル 「いつも一緒なのね、あなたたち」
セレナ 「はい……。フォッコとは、旅を始めた時から一緒だし、ヤンチャムは、素直じゃないところもあるけど、優しくて、楽しいし……。パフォーマンスも頑張ってくれてるのに……わたし……」
そんなフォッコを(勿論ヤンチャムも)つい感情的に怒鳴ってしまったのは、セレナにとって、相当後悔していたようである。
セレナ 「もう……一緒にパフォーマンス、してくれないかなっ……」
エル 「大切な仲間なんでしょ?」
セレナ 「はっ……」
エル 「このままで本当に良いの?」
セレナ 「………」
エル 「それにね、セレナがそんなに大事に思っていること、きっと、ポケモン達も分かってると思うなぁ。」
セレナ 「そうかなっ……」
エル 「まずは、謝ってみたらどうかなっ。喧嘩したってちゃんと仲直りできるのが、本当のパートナーよっ」
セレナ 「ぁっ……はいっ!」
もう本当にエレーナさんが良い人過ぎてヤバい。
失礼ながら、47話でエキシビジョンを見た時、その声の感じからして、何となく、癖のありそうな人だと思っていた。
しかし実際はどうだ!? こんなに他人の悩みを親身に聞いてあげて、安心させてあげて、アドバイスも送る……。完璧じゃないか?
と言うより、エルの声の質感が完全に変わってる気が……。
そんなエレーナの助言を受けて、夕方、ポケモンセンターに戻ったセレナは、フォッコとヤンチャムに謝った。
一方で、2匹もとても反省していたらしく、セレナに謝る。
なんのことはないこの場面だが、2匹を前に口ごもるセレナを見て、「お前たち、言うことあるんだろ?」と諭すサトシの格好良さが半端なかったり。
フォッコとヤンチャムが反省しているのは勿論のこと、セレナの気持ちも、サトシはきっと察したのだろう。60話の時もそうだが、サトシがセレナのことを深く理解していると感じ取れる描写だった。
サトシ 「2人ともすごく反省してたし、セレナを心配してたぜ」
セレナ 「ううん! 私こそ……ごめんなさい!」
セレナ 「離れててより強く感じたの。2人は大事なパートナーだって!」
無事に仲直り出来たセレナに、エレーナは提案する。ダブルバトルをしてみないかと。
その意図は、仲直りの祝福もあるだろうが、“パートナーと一緒に戦うことで何か分かるかもしれない”とのこと。
サトシ 「良いじゃないかセレナ! 仲直りもしたし、息が合うとこ、見せてやろうぜ!」
セレナ 「そうだね……。私、やってみる!」
……もうサトシの言動一つ一つがイケメンに見える。
セレナのフォッコとヤンチャムに対し、エレーナは、マフォクシーとフレフワン。
何かもう明らかな力量差を感じるが、そこはさておき、バトルスタート。
エレーナはポーズを決めながらワザを指示し、セレナ側の攻撃を受け付けない。
エル 「どう? 私たちのパフォーマンス!?」
セレナ 「えっ……エレーナさんパフォーマーなんですか!?」
エル 「あれっ……言ってなかったっけ? てへっ☆」
改めてエレーナの強さを実感したセレナだが、そもそもセレナはバトル初心者。サトシ達と一緒のロケット団撃退を除くと、サマーキャンプ(対サナ)と56話(単独でロケット団とバトル)くらいしか経験が無いはずだ。
そんな彼女が1人でダブルバトルなんて……無理難題もいい所。
個々にフォッコとヤンチャムに攻撃指示を出すセレナだが、“リフレクター”の効果によって、突破口が見いだせない。
そんな時、エレーナが言う。バラバラに攻撃してはダメだと。ダブルバトルは、トレーナーとポケモン、ポケモン同士の連携が大事だと。
そこでセレナは思いだす。サトシがいつもバトルで言っていた、“みんなを信じて力を合わせる”という言葉。
ここだけ取ってみても、セレナがサトシのことをいかに気にしているかが分かる。
そこでセレナは、ヤンチャムの“ストーンエッジ”を足場に、リフレクターを避けたルートで、フォッコに“かえんほうしゃ”を指示した。
これぞまさしく、ポケモン同士、そしてトレーナーとの連携である。
が、エレーナも負けてはいられない。マフォクシーの“かえんほうしゃ”で対抗し、流石最終進化系、フォッコを押し返す。
続いてフレフワンの“チャージビーム”でフォッコを畳みかけようとするが、ヤンチャムが自らフォッコの前に立ち、“あくのはどう”で立ち向かった。ヤンチャム良い子。フォッコと仲直りし、ポケモン同士の連携が感じられる行動だ。
……そんな風に言いつつも、余裕は無い。2匹のワザはぶつかりながら硬直状態で、一歩でも判断を誤れば、たちまち不利になってしまう。
そんな大事な場面、セレナは判断に焦る……と言うより、判断が出来なかった。
セレナ 「(どうしたら……ダメっ……私、何もできないっ……!)」
ここでセレナの脳裏には、今度はエレーナからの言葉が浮かんだ。“セレナの笑顔がみんなをハッピーにする”と言う、これはどちらかと言うと、落ち込んだセレナを笑顔にするための言葉。
だからこそ、その“笑顔”をバトルに持ち出すことは、セレナの一種のセンスなのかもしれない。
セレナ 「フォッコ、ヤンチャム。大丈夫、私は2人を信じてる。だって、あなたたちは、最高のパートナーだから!」
その笑顔と、その言葉は、2匹を安心させるのに、十分な力を発揮した。
立ち上がったフォッコの体が輝きだし、みるみるうちに、姿が変わっていき……
とうとうフォッコは、テールナーに進化した。
時期で言うと、アニポケ放送開始約1年半、セレナが夢を見つけて半年のタイミングだ。
体が大きくなり、2足歩行、姿も立派になったが、声がフォッコと同じなだけあって、可愛さが残る。
エル 「セレナの気持ちに、ポケモン達が応えてくれたんだよ。出来たじゃない。ポケモンと心を一つに!」
……何度も繰り返すが、エレーナさん本当に良い人!
まるでこの結末を知っていたかのような振る舞い。セレナへの暖かい言葉。パフォーマーの先輩として、セレナの姿を自分と重ね合わせたのかもしれない。
さらにバトルは続く。
ヤンチャムの“あくのはどう”からの、テールナーの強化された“かえんほうしゃ”。威力も申し分ないし、エレーナ側に直撃した際に、まるで花火のように弾け飛んだ炎は、“見せるワザ”としても最適だ。
エル 「今の感じ、すっごく良かったじゃない! じゃあ私も、本気で行くわよ!」
セレナ 「私だって!」
……といったところで、エレーナに着信が。
もう戻らないといけないんだとかで、バトルはここまで。決着を付けさせない展開と言うのも、案外久しぶりだ。
握手して別れ際、セレナの笑顔を見て、エレーナは言う。“その笑顔を忘れないでね”と。
そしてエレーナは、セレナとステージで会うことを近い、去って行った。
エレーナのお陰で笑顔を取り戻し、その笑顔の大切さを知ったセレナ。
テールナーとヤンチャムとの絆も より深まり、彼女にとって、とても有意義な1日にだったはずだ。
テールナー 「てーなっ……てーなっ!」
セレナ 「こちらこそよろしくね、テールナー。ヤンチャムも、よろしくねっ」
テールナー 「て〜な〜っ」
ヤンチャム 「ちゃぁんむ」
▲ このシーンのテールナーの鳴き声「てーなっ」が、小さい子の「セレナ〜」にしか聞こえない。
翌日。
ポケモンセンターを出発する際、モニタには、カロスクイーン、エルのパフォーマンスが映し出された。
マフォクシーと一緒に演技するエルの腕には、偶然なのか、昨日セレナがエレーナに選んだものと同じ、水色のブレスレッドが。
そこで、セレナは直感した。
昨日のエレーナは、変装したエルだったのだと。
まさか……まさかの展開である。あれだけ親身になってセレナを励ましてくれたエレーナが、セレナの憧れのエルだったなんて……。
こんな展開、いったい誰が予測しえたと言うのだろうか!?
ここで、エレーナがセレナに、直接“自分”がエルだ”と伝えなかった展開は、なかなか考えられたものだ。
“私を励まして、大切なことを教えてくれたエレーナさんは、本当はエルさんだったんだ!”と、セレナを喜ばせることは勿論だが、それによって、セレナの中でエルが“憧れの存在であり続ける”という意味合いも生まれてくる。
“憧れの存在”は、手の届かない所に居るからこそ憧れであって、もし前日、エレーナが正体を明かしていたら、……確かにセレナは喜ぶだろうが、その意味合いは異なってくる。
なかなか口で……ではなく文で表現するのは難しいが、“実はエルが励ましてくれていた”と言う方が、トキメキを感じるように思う。
とにかく、自分の表現力の無さを恨めしく思うほど、心に響いたシーンだった。
セレナ 「(私、頑張ります。そして、エルさんみたいなポケモンパフォーマーに、絶対なってみせます!)」
心の中でそう誓うセレナの嬉しそうな顔が、全てを物語っていた。
憧れの人と触れ合い、学び、テールナーたちとの絆を再確認させてくれた……。セレナにとって、これほど嬉しいことは無いだろう。
セレナ 「行こう、サトシっ!」
そして、セレナは走り出す。
喜びを体全体で表現するかのように、笑顔で、元気よく、サトシと一緒に。
エルと心を通わせたセレナ。多くの大切なことを学んだ彼女は、また一歩、大きく成長したのであった。
● 総括
髪を切って初めてのセレナ主役回。失敗の焦りから仲直り、そしてフォッコの進化と、エルとの触れ合いを軸に、とても丁寧に纏められた回。女の子の描写や笑顔の大切さをキーとした脚本は、面出さんならではだ。
一方で、ムサシがエレキテル連合だったり、例のOPの少年(ショータと言うらしい)の声がピカチュウだったり、ちょこっとサトセレが見れたりと、様々な要素を詰め込んでいたにもかかわらず、決してそれらが軸のストーリーを邪魔しない展開は流石である。もうショータが光彦にしか見えない。
セレナの可愛らしいシーンが盛り沢山だった64話。笑いあり驚きあり感動ありの、クオリティの高いフォッコ進化回だった。
● おまけ1
アニポケ内での直接攻撃について。
◆ サトシ
・でんこうせっか (19話)
・アイアンテール (19話、61話)
・10万ボルト (19話など)
・エレキボール (19話)
・みだれひっかき (19話)
・ひのこ (21話)
・フライングプレス(35話)
・あやしいひかり (38話)
・おにび (38話)
・シャドーボール (55話)
◆ シトロン
・10万ボルト (4話など)
・シャドーボール (48話)
・かみなりのキバ (62話)
◆ セレナ
・みずてっぽう (22話)
・あまごい (55話)
・かえんほうしゃ (64話) NEW!
◆ ユリーカ
・10万ボルト (1話)
・ほっぺすりすり (4話など)