ポケモンXY感想−1話目

第1話「カロス地方にやってきた!夢と冒険のはじまり!!」


 ポケモンアニメXYがスタートしました。
 これまでのBW編は見たり見なかったりで結局話の流れは分からず仕舞い。今回はひとつ大きな区切りとなるので、極力見て行こうと思います。


 さて、第1話と2話の1時間スペシャルで幕開けたXY編。予告を見る限り、背景などが凄く綺麗に描かれていたので、期待も高まります。

 BW編と同じく、飛行機でカロス地方にやって来たサトシとピカチュウ、同行のパンジー。ここで現れたのは、バシャーモのような影。彼らはまだこの影の正体に気付いておらず、新しいポケモンかな!? と新地方に訪れてテンション上がり気味。

 さっそくジム戦を行いたいと言うことで、パンジーの妹、ハクダンジムのビオラに連絡するも、あいにく不在。そこでサトシはパンジーと別れ、ミアレジムに行くことになった。

 町全体が丁寧に描かれていて、すっきりと見ることが出来ました。通行人やポケモン達も適度に配置され、大都会、ミアレを上手く表現しています。個人的に驚いたのは、これまであまり描写が無かった“車”が、CGを用いて多数登場しているところ。これだけで街のリアリティはぐんと上がります。

 ミアレジムはバッジを4つ以上持っていないと挑戦できない――ゲームと同じです。ここで出会ったのは、シトロンとユリーカの兄妹。この時点で、シトロンがジムリーダーとは明かされていない。

 なんだかんだでバトルすることになったのですが、バトルシーンこそ、XY編の進化と言っても良いのではないでしょうか。
 バトル開始時に、ゲームでお馴染みのカットインが入る。そしてバトルシーンが動く動く。構図やワザの見せ方など、凄く考えられているようで、これまでにない迫力ある動きを披露してくれました。
 そして、サトシの所謂“リセット”が無い。これは大いに評価できますし、今後の成長に、この時点で期待大です。

 現れたロケット団、登場セリフが無印のものに戻りました。そしてBGMも、どことなく無印の名残を感じるような、絶妙なアレンジをかけています。そーナンスの再登場も相まって、懐かしさすら感じました。
 で、そのそーナンスが強い。苦戦するピカチュウに、シトロンのホルビーが助っ人に入るも、隙を突かれてピカチュウがピンチに。
 ……その時、飛び出してピカチュウの壁になったのは、ケロマツだった。

 ● 総括
 “ポケモン新世代”“アニメもメガ進化”といった謳い文句は、決して大袈裟なものではなかった!