ポケモンカードGB

 それは突如として発表された。

 “ポケモンカードGB”が、3DSバーチャルコンソールで配信。
   ( http://www.nintendo.co.jp/3ds/eshop/vc/qbbj/

 そのニュースに、喜んだ方は多いのではないだろうか。“ポケモンカーGB”と言えば、1998年販売、ポケモン世代の者なら誰でも知っている、ポケモンカードをゲーム上で再現したアレである。
 弱点計算、ダメージアイコン、デッキシャッフルなど、面倒なことを全て自動でやってくれる他、自分オリジナルのデッキを自由に作ることが出来る、まさに至れり尽くせりのゲームである。


 管理人もご多分に漏れず、ドハマリした身である。
 そこで、当時の懐かしい記憶を呼び戻し、純粋だったあの頃のように、もう1度ポケモンカードで遊んでみたいという気持ちが湧いてきたのだ。

 ……と、それだけでは単なる感想文になってしまうので、画像と共に、簡単なゲーム紹介をしてみたいと思う。


 早速ダウンロード!


 ……と行きたいところだが。それではブログ的に何の捻りもないので、ここは あえて。

 1998年に発売された「実物」を使って紹介してみたいと思う。
 物持ちが良い事に定評のある管理人の机から、懐かしのゲームボーイカラー(クリアパープル)を引っ張り出し、電池を入れ直し、“ポケモンカードGB”を起動したのが上の画像。ゲームボーイカラー、まだまだ現役でいけるっぽい。



 ▲ マップ画面。フィールドは これだけ。

 まず特徴として、初めから全ての場所を巡れると言うことが挙げられる。
 主人公は伝説のカードを手に入れるため、自分のデッキを手に入れることから始まる。(最初は博士から貰うが、以降、カードが増えると自分で自由に組むことが出来る)
 各建物に居るジムリーダー的な“クラブマスター”8人と戦い、四天王的な“グランドマスター”4人に勝利し、ライバルとの決戦があるなど、極めてポケモンゲームに近い構成である。



 ▲ 研究所。右上に居るのがオーヤマ博士。

 だだっぴろいフロアや完全ドット絵は、ゲームボーイならでは。余談だが、Bボタンを押すと動きが早くなるという仕様は、このゲームで既に採用されていた。


 さて、早速対戦開始。

 懐かしいと感じる方も多いのではないでしょうか。
 今さらルールを説明するのもアレだが、バトル場にポケモンを出し、ベンチ、にポケモンを出し、コイントスで先攻後攻を決める……といった流れが、当たり前だが完全自動。
 これが便利ったりゃありゃしない!


 ▲ 対戦中のワンシーン。

 画面は通常これだが、セレクトを押すことで全体を確認でき、さらにカード選択時にスタートを押すと、そのカードの詳細が見れると言う、極めて高い操作性を誇る。ワザの選択も簡単操作で、子供でもすぐに理解できるだろう。



 ▲ コイントス


 ▲ ピッピ人形を場に出すことも。



 そしてこのゲームで注目する所は、デッキを自由に組めることだ。

 ゲーム中に手に入れたカードを使って、枚数制限以内なら、何ら制約なくデッキを組める。この自由さも、人気の1つではないだろうか。


 ▲ 普通に日本語看板がある様は、いま見ても新鮮だ。

 その他、レアカードを賭けて戦うトーナメント“チャレンジカップ”や、Mr.イシハラ、謎の人物イマクニ? など、単にボスに挑戦するだけでなく、色々な要素が詰め込まれている。


 皆さんも、懐かしの“ポケモンカードGB”、ダウンロードしてみてはいかがですか?

 ちなみに管理人は、ご覧の通りゲームボーイカラーでプレイできるので、わざわざダウンロードしませんがね(笑)