街に到達する感動
前回(ポケエンテーリング回)のアニポケ感想が普段より遅れた理由は、告知の通り、自転車旅行に繰り出していたためです。
そしてそれは、8月31日をもって、一つの区切りを迎えました。
横浜から鹿児島まで、ロードバイクで走破しました!
延べ1500km以上を、20日間に分割しての挑戦。昨年4月に始め、寒い時期を除いて1〜2か月に1回のペースで実施。同行者と休みを揃えながらのため、達成までこれほど時間がかかってしまいました。
とにかく達成感は相当なものです。自分の足だけで日本の半分を横断した訳ですからね。
そんな感想を綴ってしまうと長くなるのでここでは語りませんが、実はこの旅で、アニポケに通ずる体感をすることがありました。
アニポケの冒頭で、サトシたちが「○○タウンだ〜!」と、新たな街に着いて感動の声を上げることがあります。
これ、現代では交通が発達し、電車やバスで簡単に隣町に行くことが出来るので、こういった感動を味わった人は、おそらくほとんどいないと思います。
それを今回、自分は体感できました。
夜。山を越える暗い国道をえっさかほいさか登り、下りは50km/hもの速度で一気に駆け下り(スピードはその道の最高速度に則る)、だんだんと遠くに見えてくる街の灯り。
平坦に入ると、コンビニやガソリンスタンド、パチンコ屋がまず姿を現し、徐々に建物が増え、田んぼが消えていく……。街灯と、そして信号機が増えてくれば、それは市街に入った証拠。
思わず「街だ〜〜〜!」と叫びたくなります(たまに叫んでた)。
これこそ、旅の一つの醍醐味ではないでしょうか。
自分の力で次の街へと進むその達成感、そして、何もない山道から解放された安心感。
そんな苦労があるからこそ、サトシ達も「○○タウンだ!」と、嬉しそうに言えるのでしょう。
実際に行動に出たからこそ分かる、旅する人の気持ち。皆さんも、旅に出てみませんか? 面白い発見があること間違いなしですよ。