“XY&Z編” 突入へ
9月15日付で、アニポケが“XY&Z編”に突入することが明らかにされた。
雑誌等の挿絵で明らかになっていることは、サトシのゲコガシラがゲッコウガに進化かつ特殊デザイン(?)、オンバットがオンバーンに進化(早い!)。また、特別編キャラの登場、リンクが見受けられる。
なお、今後のスケジュールは以下の通り。
09/17
第88話 「追憶のトレイン! シトロンとホルビー!!」
09/24
第89話 「イーブイはひとみしり!? お花畑でつかまえて!!」
10/01
第90話 「タッグバトルは友情バトル! イーブイ初参戦!!」
10/08
第91話 「ハッピーダンスはクイズのあとで!? トライポカロン・ヒャッコク大会!!」
10/15
第92話 「カロスの危機! 巨大日時計の戦い!!」
10/22
― 公式発表無し ―
10/29
“XY&Z編”スタート、メガシンカ特別編act4同時放送のスペシャル
10月15日のタイトルが公表された当初は、どうせカラマネロみたいな割かしどうでもいいアレがアレすると思っていたが、どうやらかなり大きな転機と見て間違いないだろう。
と言うのも……まぁ容易に想像付くことだが、カロスが危機に瀕する序章のようなものが、第92話と考えられる。そして、サトシたちがそれに立ち向かうストーリーが、“XY&Z編”(以降Z編)になる訳だ。サトシのジム戦はお預けか。
Z編のスタートは、10月29日。これは特別編と同時放送らしく、もう明らかに、ここでサトシたちとアランがリンクするのだろう。
すると気になるのが、10月22日の扱い。公式発表は特にないが、ここは恐らく、お休みになるような気がする。そうすれば、アニポケXY編“3年目から”Z編がスタートすることになり、非常にキリが良い訳だ。
さて、Z編がスタートするに当たり、どの程度、サトシたちのジム&ポカロン巡りの旅に影響が出るか、そこが個人的に注目してしまう。
サトシ、セレナともに、残るバッジ、鍵は2個。そして、カロスリーグとポカロンマスタークラス。
仮にZ編が1年間なら、進む話数は47〜48話。映画公開中は日常回があてがわれる傾向にあるので、実質42話程度か。
これだけなら十分1年で収まりそうだが、アラン及びフレア団関係が入り込むと、どうもこの話数で足りるのかが非常に怪しい。
そこで、単純計算してみよう。
サトシは残りジム2戦。XY編にサトシなら勝ち確として、ここで2話。
XY編は今まで、ジム戦前にジムリーダーが登場しているので、ジムリーダーの事前描写でこちらも最低2話。
セレナは残りポカロン2戦。いや、地味にヒャッコク大会で優勝しそうなので、残り1戦か。しかし1回は敗退すると思うので、こちらも2話でカウント。
街の移動に伴う日常回は、もはやヒャッコク→エイセツ間しか残されていない。
レンリタウンは1話使うとは思うが、コウジン→ショウヨウを1話分で移動したという過去があるので、ヒャッコク→エイセツも、最低3話で すっ飛ばせてしまう。しかし流石にそれは飛ばし過ぎなので、ヒャッコク→レンリで3話、レンリ→エイセツで3話とし、計7話くらいか。
ポケモンリーグは重きを置かれるはずで、これまでだと、AG編で6話、DP編で7話、BW編で6話となっている。プラス決戦前夜的な話。
しかし、今回のサトシは一味違うので、仮に決勝まで進むとしたら、10話程度あってもおかしくない。よって、決戦前夜を入れて10話としよう。
ポカロンマスターランクは……、内容は普通のポカロンと同じっぽいので、せいぜい前後編の2話、決戦前夜的な話を入れても、3話あれば事足りる気がする。
ポカロン会場とリーグ会場への移動を伴う日常回、こちらは飛ばしても問題ないものだから、少なめに2話ずつ計4話と考える。
以上を合計すると、30話。
……これ1年で収まりますわ。
XY編は、特にコルニやヌメルゴンなど、短期集中連載的なイメージが強い訳で、フレア団関連も、12話分あればババット片付くような気がする。
では、これらをどのようなスケジュールで配置するのか。
先述の通り、映画公開中に大イベントは無いと思われるが、かと言って映画公開終了後にカロスリーグでは間に合わない。これは映画公開前にカロスリーグに突入する可能性がある。
すると、映画公開後(9月以降)にポカロンを持ってくると上手く収まりそうだ。映画後にポカロン+別れを組み込むと……。
こうなる。
なお、12月31日は休止と考える。また、映画前後はスペシャルが入る関係で休止を伴うはずで、そうすると、リーグ期間は10話分、ポカロン+別れは6話分となる。
で、休止を考えない残り話数が25話。
先ほど仮定したジム戦、ポカロン、移動および日常回は合計で17話。しかし、映画公開中5話分は日常回。ここはリーグ後〜ポカロン会場への移動に伴う日常回と考えれば、マイナス2話で15話分。
25話のうち、15話が“本来の旅”に充てられることになり、フレア団関連は、約10話に集中することになりそうだ。
この話数は、BW編のプラズマ団関連話と比べても、妥当なものだと感じる。
勿論、以上は全て私の勝手な予想に過ぎず、この通りに進まない可能性が極めて高い。
管理人の一つの考察として、適当に流して頂ければと思う。
……しかし一点、気になることがある。
来年の映画、明らかにジカルデが登場する訳だが、Z編でも、ジカルデが登場する。
時期的に考えると、どうしても、これらが別個体とは思えないのだ。
“フレア団エピソードの完結編は映画館で!”
そんな気がしてならない。
まぁ何はともあれ、新たに始まるZ編で、どのような事態が起こるのか。フレア団は何を企んでいるのか。アランとサトシの相性はどうなのか。ロケット団は活躍するのか……。
などなど、楽しみが尽きない訳だ。
ジカルデの成分的なアレがサトシたちに同行するような挿絵もあったことから、メロエッタ的ポジションになるのだろうか。
基本的にアニポケの今後の展開に驚かされたい身だが、一つだけ希望を言えば、ジカルデは喋らないでほしい。
【 追 記 】
どうもZ編に入ると、松井亜弥さんも脚本に加わる……らしい。
彼女はAG編〜DP編にかけて担当されていて、当時唯一のアニポケ女性脚本家。
個人的に印象に残っている話は、1話中でハルカの水着を2種類出し、うち片方を着たままに破くと言う強烈な演出を施した「脱出サメハダーの島」。そして、DP編にして初代の名乗り口上を復活させた「原点回帰だロケット団」。
彼女の脚本が、Z編にどんな変化をもたらしてくれるのだろうか……。